常在菌をもっと大切に!

温 故 知 新

インフルエンザとノロウイルスが猛威を奮っていますね。

手洗い、マスク着用が必要かと思いますが、手洗いを執拗にし過ぎて、手の常在菌をすっかり無くしてしまわないようにいたしましょう。

以上は私からのお願いです。

最近は「除菌」「滅菌」というキャッチフレーズの商品が出回っていますが、過度に除菌、滅菌をしてしまうと本来の「護り手」となっている常在菌まで無くしてしまうことになります。

「常在菌」は皮膚表面や毛穴の中に、約20種類(数百億個と言われている)の常在菌が生息しており、「雑菌」として見られがちですが、実は皮膚を守る良い働きをしているものが多いので大切にする必要があるのです。

ですので、手洗いは除菌効果の入っているものは使わず、普通の「石けん」で洗いましょう!

「過ぎたるは及ばざるが如し」、除菌、滅菌のハンドソープの無い時代の子供達の方が今の子供達よりも元気でした。

中には手洗いをせずにそのままご飯を食べている子供もいましたが、そんなに酷い病気にも罹らず、平均して皆元気だったと思います。

おそらく現在の “至れり尽くせり”の今の子供達に比べたら、放ったらかしだったように思います。

もう少し時代が逆戻りしてもいいのではないかと思う今日この頃です。