ヨーグルトを食べるよりも、MY乳酸菌を育てましょう
③のメッセージの続きです。
「もっと乳酸菌を増やす努力を!」と言われれば、皆様は「もっとヨーグルトを食べなきゃ!」と思われることでしょう。
ここでちょっと考えて欲しいのは、「自分のお腹の中に棲んでいる乳酸菌を増やすことが大事」であって、外部から異種の乳酸菌を入れて欲しいとはあなた自身の腸の乳酸菌は思っていないのです。
外部から異種の乳酸菌が入ってくると、あなた自身の免疫機能が、「自分の仲間と違う怪しい輩が入ってきたぞ!」ということで、せっかく腸の中に送り込まれてきた乳酸菌の排除を始めます。
おそらく長くて1週間も腸内には留まっていないでしょう。
なので、腸内をいつも乳酸菌でいっぱいにしようと思うと、毎日ヨーグルトを食べ続けなければならないのです。
そんなことより、自分のお腹の中でMY乳酸菌を造ればそれに越したことは無い!
ではどうやって??
答えは簡単 (^_^)/
「腸内殺菌を自前のシステムで ③」でお伝えしたように、良質の食物繊維を毎日食べて、腸内環境を整えておけば、自然に乳酸菌は仲間を増やし始めるのです。
腸内環境が良好になってくると、母乳で育てられる赤ちゃんの便のように理想的な大便が出るようになります。
◎ 毎日充分な量の便がスルスルと出る。
◎ 便が水に浮く。
◎ 少し黄色い色を帯びている。
◎ 大便のキレが良く、悪臭がしない。
◎ オナラが臭くない
など、腸内環境が良くなると、脳の老化が起きにくく、悪性物の発生を抑えることが出来、認知症の心配も極力抑えることが出来ます。
“自分の健康は自分で守る” それはまず腸内の環境を良くすることが原理原則。
それに関連して、各臓器の健康度も決まってくるというわけです。