免疫力を高めるために

最大の防御は“腸能力”を高めること

1ヶ月以上にわたり行動制限が行なわれていましたが、いよいよ解除となり、人々は萎縮生活から開放されて行動も気持ちも緩みがちになるのではないかと思います。

感染者が外国に比べて少ないことは良いことですが、それは“自粛”という行動制限があったからで、免疫力が高くて感染者が少なかったということではありません。

なので、行動制限がなくなると感染者数が増える可能性があります。

日本国内での感染者が少ない理由として、

〇 日本人は清潔感が強く、手洗い、うがいの徹底が出来ていること。

〇 長年の食生活習慣として、米を主食としてきた食文化であり、腸内善玉菌が作る免疫物質が良質であること。

〇 同じく食習慣において、肉食よりも魚、そして海草、野菜、キノコを多く食してきた遺伝子で形成されており、免疫力が高く維持出来ている。

〇 生活習慣として、玄関で靴を脱ぎ、靴底に付いているウイルスを家の中まで持ち込なまい。

〇 日々の生活において、挨拶の仕方が距離をとってのお辞儀であり、相手と接触をしない。

などが掲げられると思います。

自粛解除によって感染する機会が増えることになりますが、感染しないよう“強いカラダ・高い免疫力”を維持するように努めましょう。

それには、

〇 肉食、油脂類を少なく

〇 白砂糖入りのものを少なく、料理の味付けには味醂や甜菜糖を使用

〇 米、野菜(海草、野菜、キノコの火食)、動物食品の割合をなるべく4:2:1にする

〇 腸壁を弱らせるグルテン成分を多く含む小麦食品の“パン、うどん、パスタ、ラーメン”などの食品を極力少なくする

〇 腸内を冷やさないよう、冷たい飲み物、食べ物、生野菜、果物、コーヒー、紅茶は極力少なく

以上の食生活で腸内環境は良い状態に包まれ、善玉菌の活躍によって免疫力は高く維持されていきます。

感染を避ける努力も大切ですが、感染しない高い免疫力を身につけましょう。