どんぐり遊び

創造性豊かな心を育む

四歳の孫と近くを散歩していた時にどんぐりが地面に落ちているのを見つけました。

少し拾って持ち帰り、孫に「これどうする?」と尋ねてみましたら、ペンでどんぐりに口や目を書き始めました。

そして、カラーテープを切り、どんぐりに洋服を着せてあげると言って、背中に紙を貼り、楊枝を刺したら、なんとも可愛いどんぐり動物ができあがりました。

保育所でも作ったのだそうです。

最近の子供の遊びは創造性を育むような遊びが少なくなってきていると感じています。

与えられた無機質なおもちゃで遊ぶ機会が多くなり、人間性までもが無機質になってきているように感じます。

おもちゃで遊ぶのではなく、おもちゃに遊ばれているという感じですね。

私の子供のころは身近なところに自然があり、虫がいて、花が咲いているのが当たり前、そして自然環境の中で遊んでいるうちに子供目線での新しい発見があったものですが、最近は虫も鳥も少なくなり、水質汚染で川には魚も棲まなくなり、生態系が貧弱になってきています。

自然の中でよく遊び、自然環境を通して周りのモノを愛おしく思え、創造性豊かな心の人になって欲しいと思います。