日本の三大祭り<祇園祭り>

32基の鉾と山

夏の風物詩である日本の三大祭の一つの<祇園祭>は、毎年7月1日から31日までの1カ月間、京都市内の中心部や八坂神社で行なわれるお祭りで、その歴史は1100年前の平安時代にさかのぼります。

<祇園祭>は、京都市東山区の八坂神社の祭礼で、朝廷は863年神泉苑で初の御霊会を行い、無病息災を祈念したことが始まりとされています。

1か月間にわたって行われる祭は、「前祭(さきまつり)」「後祭(あとまつり)」の二つに分けられ、前祭の宵山、山鉾巡行は祇園祭前祭の中でのメインイベント、そして山鉾巡行は祇園祭の最大の見せ場として有名です。

当時は疫病を鎮める国のお祭りだった祇園祭ですが、鎌倉時代になると鉾にも長刀などの装飾をつけるようになりました。

昨日は所属しております日本フィンランドデザイン協会の総会があり、協会の役員をされていらっしゃる方が函谷鉾の役員もされている関係で、総会が終わったあとに函谷鉾(かんこぼこ)のある四条烏丸に移動し、鉾に上がらせていただきました。

写真は鉾でコンチキチン♪とお囃子を奏でてられるお町内のお囃子方の写真です。

お囃子はなんとも言えない情緒がありますが、当ブログで実際のお囃子をお伝え出来ないのがとても残念です。